ただ大事なのは、世界の大多数にとっては北朝鮮のミサイル問題は脇役に過ぎないということです。主役はやはり中東。北朝鮮はうるさいハエ。日本?そんなことくらい自分で解決してくれって感じ。
<サミット>北朝鮮非難の声明採択し閉幕 G8結束保つ
【サンクトペテルブルク(ロシア)三岡昭博】主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)は17日午後(日本時間同日夜)、ロシアのプーチン大統領が議長総括を発表して閉幕した。焦点の北朝鮮問題では、ミサイル発射への非難などを盛り込んだ声明が採択され、参加8カ国(G8)は一応の結束を保った。一方、イスラエルとレバノンの武装組織の戦闘激化で中東情勢が主要テーマに急浮上したが、各国の利害が交錯し声明作りが難航、必ずしも有効なメッセージは打ち出せなかった。
初の議長国となったロシアはエネルギー安全保障、感染症対策、教育を主要議題に設定。サミット直前の北朝鮮のミサイル発射と中東情勢の緊迫化で、これらが主要テーマに加わった。国際社会が抱える不安定さと課題の多様さにG8がどう応えるかが試されたサミットだった。
小泉純一郎首相は、ミサイル発射問題で「G8としてのはっきりしたメッセージ」を打ち出すよう要請。この日発表した議長総括では、発射を非難した国連安保理決議への支持を表明するとともに(1)ミサイル発射凍結の再確認(2)すべての核兵器と核計画の放棄(3)6カ国協議への速やかな無条件復帰――などを要求。また拉致問題を明記して、その早期解決を求めた。
サミット議長総括で北朝鮮の核、ミサイル、拉致の三つの問題を盛り込んだのは初めて。ただ、16日に発表した「不拡散に関する声明」に盛り込まれたミサイル発射を非難する文言はなかった。
また、中東和平について議長総括は「国連が中心的な役割を果たし、政治的、外交的解決方法が優先されなければならない」などと指摘するにとどめた。16日の「中東情勢に関する声明」でも、レバノン、パレスチナの武装組織によるイスラエル攻撃の即時停止を求める一方、イスラエルには自衛権行使を認めたうえで「最大限の自制」を求めたにとどまった。
一方、経済問題では、最近の原油価格急騰について「高くて不安定だ」と懸念を表明。主要議題となった「エネルギー安全保障」の強化を目指し(1)原油増産に向けた産油国の投資環境の改善(2)省エネルギーの推進(3)エネルギーの多様化――などを議長総括に盛り込んだ。難航している世界貿易機関(WTO)の多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)については、年内の妥結のため交渉加速の必要性を強調した。
来年のサミットはドイツのバルト海沿岸のリゾート地ハイリゲンダムで開かれる。
(毎日新聞) - 7月17日23時55分更新
まあそれはそれとして。
基本的にイスラエルとアメリカというのは、ハルマゲドンに向かって着々と準備を進めていると思うんですよ。つまり、中東制覇です。具体的にいうとイランです。
しかし、イランは昨日今日できたような人造国家のイラクと違って、中国に匹敵する歴史ある大国なわけです。指導者もフセインのような跳ね返りではありません。今の人はどうも怪しそうですが、それでも国としてのベースとなる哲学があると私は思っています。
しかも、革命以来ずっと反米でやってきています。パキスタンやイラクのようにゆれていません。だから、それなりに外交的な手は打っているわけです。ま、また出たと言われそうですが、バックにいるのは中国・ロシアですね。
うーんその点北朝鮮と一緒ですが。核開発ではかの国とタッグを組んでいるとも言われてますね。
でもこの国の指導者はかの国のような異常者ではないし、国時代も豊かなので、攻めるような突破口がなかなか見つかりません。
そこで、登場するのがイスラエルです。
いくらイランが怪しいとは言っても、アメリカがいきなり攻撃するには無理があります。大義名分も不足していますし、第一イラクで手一杯です。しかしイスラエルなら、安全保障上いくらでも理由をつけることができます。
イスラエルは、とにかくイランをやっつけたい。イラクが核を持ってしまえば危ないのは自分の国ですから。
そこで、標的になったのがレバノンです。レバノンの過激派であるヒズボラに、イスラエルは兵士を8人殺害され、二人を拉致されています。大義名分は、一応立ちます。
しかし、報道された内容を見る限り、どう考えてもそれだけのために侵攻したとは思えません。日本人が北朝鮮にされたことは、この比ではありません。しかし、誰がここまで考えますか。
これはもう明らかに、挑発です。レバノンの後ろには、シリアがいます。そしてその後ろには、イランがいるのです。つまりイスラエルは、何とかしてイランを表舞台に引きずり出したいのです。
しかもこれには、アメリカのお墨付きがあります。世界中が非難しても、アメリカだけはイスラエルの攻撃を支持しています。
また、ここでイランを追い詰めるのに役に立っているのが、日本の存在です。あまり知られてはいませんが、日本はイランと特別な関係を持っています。確か、油田の開発権を持っていたはずです。だから、日本はいくらアメリカがイランを攻めようと躍起になっても、旗色を鮮明にしないでいました。
しかし、北朝鮮問題の解決のために、日本はアメリカのバックアップが必要です。つまり、せっかく中東に持っていた貴重な利権を手放して、アメリカの強硬策に付き合わなければ得なくなってしまいました。
実はアメリカは、昔から日本が独自のエネルギー源を持つことを異常なまでに警戒していました。そもそもそれが第二次世界大戦の直接の開戦原因となったことでもわかるように、日本に独自エネルギーを確保されてしまったら、アメリカは今までのように日本をコントロールすることができません。
だから、自前でそれをやり遂げようとした田中角栄が失脚させられたのです。それでも日本人は頑張って、イランに細々と利権をつないでいました。もちろんアメリカはそれを面白く思ってはいませんでしたが、頑張って守ってきました。
しかし、それもいまや風前のともし火になりました。つまり、北朝鮮のミサイル発射はそのくらい意味のあることなのです。
アメリカは自分の手を汚さずに、イランをまた一歩追い詰めました。そして同盟国日本の、自立の夢を木っ端微塵に打ち砕いたのです。
小泉首相は、その路線に従って動いているだけの話です。先人たちの努力をすべて無駄にして、忠実なる属国への道以外の日本の生きる道をふさいでいるのです。
それにしてもあの踊りには何か意味があるのだろうか・・・
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