2005年09月01日

金持ち天国アメリカ



こうやって最低と最高を並べると、いかにアメリカという国がひどい国であるかが良くわかります。私は日本にも階級は存在すると考えているのですが、それでもここまでの格差はないですね。
逆にいえば、欧米社会はこれほどの格差を当たり前だと考えてしまうような土壌であるが故に、革命のような過激な民衆行動を誘発しやすいといえるでしょう。日本では革命が起きないわけです。

っていうか日本は全員土着民で、ヨーロッパのように「征服−非征服」と移民の繰り返しで階層を形成するという歴史がありませんでしたから、階級の概念がすごく弱いですね。基本的に「どちらも同じ人間だ」と思ってるでしょ?

ところが、これは私が外国の企業がどうであるか知っているから言えるのですが、外国企業では、役員と一般の従業員は同じ人間とはみなされていません。その人物が使う人間であるか使われる人間であるかは生まれたときから決まっているかのようです。

かつて田中真紀子さんが「人間には使う人間と使われる人間の二種類しかいない」と言ったとか言わなかったとかで話題になりましたが。そう言う発想は向こうの人間には当たり前なのです。一般の日本人のように、立場が変われば置き換え可能とは絶対思わないのです。


暗いニュースリンク 金持ち天国アメリカ:企業CEOの平均年収は一般労働者の431倍、イラク戦争効果で急上昇
で、具体的にどんな格差かって言うと、

2004年度のCEOの平均年収は1,180万ドル(約13億677万円)、一般労働者の場合2万7,460ドル(約304万1,934円)で、両者の収入格差は431倍となり、2003年度の301倍から上昇している。

ここで言っている「一般労働者」っていうのがどのレベルを指すのが不明ですが、昨日の記事にあったような最低レベルの労働者でないのは確かなようです。日本で300万というと、ボーナスなしで月25万、ボーナス3ヶ月分として月給20万ですから、決して高給ではありませんが、ブルーカラーとしては普通でしょう。

しかし、それに対して300倍の給料を社長がもらっているかと言うと、年収9億?

ありえません。

430倍とすると13億?

絶対ありえません。

ちなみに私の前職は、一部上場企業(製造業)の経理部に在籍していましたが、その会社では、バブル期でさえも社長は1億ももらっていませんでした

だから日本の会社は財務体質が優秀なんですよ。

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この記事へのコメント
非国際人さんこんにちは。お久しぶりです。アメリカの貧富の差ですか。確かに。金持ちはほんとに度を越えて金持ちですが、ホームレスの多さにもびっくりさせられます。街を歩いていて何度お金くれくれ言われたことか。。私のような貧乏留学生から金とるなーって思います。しかしながら以前カナダに行った時にホームレスの男の子にピザをあげたら凄く喜んでました。ほんと死にそうな顔をしていたので私がとった行為は良し悪しの問題ではなかったと思います。この先進国で教育がまともに受けれないくらいの貧困生活を送る人がいるというのは相当深刻な問題だと思います。

ブラジル生活はいかがお過ごしですか?

Posted by オレオ at 2005年11月18日 10:31
オレオさんこんにちは。お久しぶりです。
こんな古い記事を良く見つけていただきました。ありがとうございます。
カナダなんかにもホームレスがいるんですね〜。ブラジルは温暖なせいもあって、うじゃうじゃいます。凍死の心配ないですから。
これからクリスマスにかけては、北部のろくな産業のないアマゾン地方から、都会にどんどん流れ込んできます。治安が悪くなる時期でもあります。
日本だったらこれが「自己責任」とかなるんですけど、外国ではできる範囲で施しはしたほうがいいと思っています。あくまで個人的意見ですが。抽象的に貧困を論じるよりも、今目の前にいる人を助けることが大切だと思っています。
Posted by 非国際人 at 2005年11月18日 20:51
>これからクリスマスにかけては、北部のろくな産業のないアマゾン地方から、都会にどんどん流れ込んできます。治安が悪くなる時期でもあります。

クリスマスなのに。。いやクリスマスだからこそなんでしょうね。大変ですね。。
私も個人的な意見を述べるなら、ホームレスを初めとする貧困に苦しんでいる人の救助は大切です。理由はどうであれ死んでしまいそうな人も多くいるわけですからね。彼らが一般市民にお金をせびるのを食い止めるためにも、地方自治体が立ち上がるべきだと思います。以前ありましたよね。ホームレスの人達に職場を提供するという話。吉と出るか凶とでるかはわかりませんがいい試みだと思います。
Posted by オレオ at 2005年11月20日 10:08
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