2005年11月09日

ほっとけない人格の貧しさ



といっても小泉首相の話ではなくて、もう一人のほうの話。きのう偶然二つのエントリーが扱ってたんだけど、マジぶったまげた。要するに私たちの批判している新自由主義革命とやらは、この二人の異常人格者によって営まれているということなんだ。これを読んだら、ホリエモンとか、三木谷とかホント可愛いもんだと思う。そして、この二匹の狂犬を影で操っているアメリカという国は実に恐ろしいことを考えるもんだと思うのだ。

まずは、これ

三輪のレッドアラート 自民党は保守と決別を表明した!

竹中平蔵氏自身のウェウブサイトには、彼の驚くべき本音が書かれています。
これを紹介されたのが、狂愚男さんです。(気韻頭日記 竹中平蔵公式ウエブサイト

それを解説されている三輪さんの結論の部分
間違い無い事ですが、竹中平蔵の内心には、不満層を扇動すると言う、そんな意図があります。

そして、小泉内閣の正体を、次のように結論付けています。
既存の価値観に対する破壊衝動を、小泉内閣は煽っているのである。
そして、ライブドアの堀江も、同じ意味での価値観の破壊者なのだ。

つまり、今回の選挙で分かった事、それは、若者達がレジームチェンジを願っているのではなく、虚無感のはけ口、自分達に代わって破壊を行ってくれる小泉を支持したに過ぎなかったと言う事なのか?

だが、小泉政権中枢はその様に理解している。

今の若者は保守的になっているのではない。

アナーキズムのはけ口としての公務員叩きが改革の原動力であり、似非愛国(嫌韓、嫌中)もアナーキズムの発露でしかないと、小泉政権は理解しているのだ。


私は昨日のエントリーで、小泉首相はパンクロッカーかと半ば冗談めかして書いたのですが、どうも本気でそのつもりらしいのです。しかも、腹心の竹中平蔵もそれに輪をかけた、破壊衝動の化身であるらしい。

この二人に政治の舵取りを任せている日本国の将来が本当に心配です。いや、心配しているだけではいけません。何とかして引きずり下ろせないものかとすら思います。


さらに、こちら
Let's blow!毒吐き@てっく 竹中平蔵「仮面の野望」
(てっくさんのブログは私も良く読ませて頂いているが、大変勉強になるので多くの人に読んでもらいたいと思う。)

ここでは月刊現代の記事から、竹中平蔵という人間がどういう人間かという事がよくわかる部分を抜き出して紹介してくれています。本当は買って読むべきなのでしょうが、海外在住の私にとっては大変ありがたいことです。

実は竹中氏の生まれた環境が決して恵まれたものではなかったことは、私もどこかで読んだことがあります。そんな彼がここまでビックになれたのは、並々ならぬ努力の賜物であったことが想像できます。

しかし、それを可能にしたのは単に努力だけではなかったのです。彼は、友人でさえ辟易するほどの、人一倍負けず嫌いでした。その上、図々しいくらいの要領の良さと、平気で仲間を裏切る計算高さを兼ね備えていたのです。

学者の世界なら、そういうことは日常茶飯事なのでしょう。まして日本は経済学後進国です。海外のトレンドをいち早く紹介することでその学者が評価されてしまうようなところです。しかし率直に言って、彼が博士号を取るまでのいきさつを読んで、私は非常に不快感を持ちました。竹中氏のニヒルさにはとてもついていけないと思いました。


ところでここで彼が日本の学会に紹介した経済学説が、「合理的期待形成学派」であったことに私は大変興味を持ちました。要するにこれは、ケインジアンから見ると、ウルトラ古典派とでも言うべきキワモノ的な学説です。

これをきちんと説明していると、長くなるし、墓穴を掘ることにもなるので手短に説明しますと、市場は瞬時に均衡するから、政府は何をやってもムダよ、ってことです。つまり、財政出動なんてしたって、実体経済には何の影響も与えないから意味がない。増税したって関係ないもんね〜、てな学説です。

なんともふざけた、「最初に結論ありき」のトンデモ学説なのですが、これを、高度な数式を使ってされるものですから、ころっと騙されるわけですな。

しかし、この学派の主張することが成り立つためには幾つか厳しい条件があります。それはまず第一に、市場が完全であることです。だから、日本的な、自由競争を阻害するような要因を見つけると、まるで親の仇のように憎むのです。ってかアンタ、自分の信奉している学説の正しさを証明するだけのための構造改革なんてされちゃたまりませんがな・・・

でも竹中さん、アナーキストなんですよね。人の良心なんか信じちゃいないでしょ?


日本の経済運営を担っているのは、こんな男なのです。


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この記事へのコメント
こんにちは。

>要するに私たちの批判している新自由主義革命とやらは、この二人の異常人格者によって営まれているということなんだ。
>この二匹の狂犬を影で操っているアメリカという国は実に恐ろしいことを考えるもんだと思うのだ。
>自分の信奉している学説の正しさを証明するだけのための構造改革なんてされちゃたまりませんがな・・・

全く同感です。今のこの国のてっぺんには「性格異常者」もしくは「人格破綻者」ばかりだと感じています。
ご自分の論理の正当性を証明、実証するためだけに固執されているような気がしてなりません・・・。
そしてそれを背後から糸を引くアメリカの存在に不信感がつのります・・・・。
Posted by 田舎の神主 at 2005年11月10日 14:57
田舎の神主さまこんにちは。コメントありがとうございます。
正直言いますと人格批判みたいな、余り上品でないことはできれば避けたいと思っています。
しかし今の日本では、「普通とは何か」ということに関してのコンセンサスが完全に失われてしまったように思えて、非常に危機意識を持ってしまいます。日本中竹中さんのような人ばかりであったら、安心して暮していけません。
競争競争で毎日が煽られるような日々でなく、大らかな時代をいつかは取り戻したい、そう考えています。
Posted by 非国際人 at 2005年11月10日 21:31
こんにちは。

>正直言いますと人格批判みたいな、余り上品でないことはできれば避けたいと思っています。

そうですね・・・。
申し訳ありませんでした。
私の行き過ぎたコメントをどうかご容赦いただきたいと思います。

>しかし今の日本では、「普通とは何か」ということに関してのコンセンサスが完全に失われてしまったように思えて、非常に危機意識を持ってしまいます。

私も同様に考えています。
「普通」とは一体何か。元来、在るべき姿とはかけ離れたものを「今はそういう時代なんだ」と切り捨てることは出来ないのです。たとえそれが国のトップであろうと、その物事の本質から離れ、人の道を外れた行動に対しては確固たる信念を持ってしっかりと意見を伝え、そのものの在り方について今一度考え直す機会を設けて頂く必要性があると考えております。
そして周りの方々に「モラル」、日本人的な言い方をすれば「義理人情」を欠くということは人としてあるまじき行為であり、法律や経済の概念においてだけ、それが許されることは無いはずだ、それが「普通なのだ」と考えていただきたいのです・・・。
個人的な感情が先走りまして自分の意見を強調するような発言を致しまして失礼致しました。(反省)
Posted by 田舎の神主 at 2005年11月11日 10:26
>田舎の神主様
人格批判云々の件は、あくまでも自分に対する反省であって、貴殿に対するものではありません。私こそもう少し書きようがあったと思っています。
それから、私が舌足らずで説明し切れなかった「普通」の概念について、素晴らしいご見解をいただきまして、本当にありがとうございます。
どうしても批判ばかりしていると心ががさつになってきます。同時に正しい生き方を伝える努力もしていかなければならないと痛切に感じます。
Posted by 非国際人 at 2005年11月11日 19:15
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